マネー論

【新世代の年金】iDeCoっていったい何者?

厚生労働省が公開している「平成29年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によれば、年金支給額は、国民年金が平均月額で5万5千円、厚生年金は14万7千円という実績が公開されています。

ノア
ノア
この数字はあくまで現在年金をもらっている人の受給額よ。今後少子高齢化が加速してくのは間違いないし、将来的な積立金の枯渇などがささやかれるなど状況が良くなることはまずないわね
京子さん
京子さん
そ、そんな〜
ノア
ノア
そう悲観しないで。そんな時代を迎えるのに、現役世代の私たちは指を咥えて見ているしかないのかというとそういうわけではないわ。自衛で積み立てる年金がちゃんと用意されているのよ
京子さん
京子さん
自分で?
ノア
ノア
そうよ。今回はそのうちの一つ、経済誌などでも紹介されることの多い『iDeCo』について考えて見たいと思うわ

そもそもiDeCoとは何なのか?

個人型確定拠出年金(iDeCo)は、掛金を自分自身で運用しながら積み立てていき、原則60歳以降に受け取るしくみとなっています。

ノア
ノア
いくら積み立てるか、どんな金融商品で運用するか、どのように受け取るか、すべて自分自身で決めることができる制度なのよ
京子さん
京子さん
へ〜、自分で選べるのはいいね〜
2018年の法改正で年単位等まとまった金額の拠出ができるようになりました

iDeCoのメリットは何なの?

老後資金を作る上で3つの節税メリット
ノア
ノア
メリットの一つは、積み立てた掛金全額が所得控除の対象となるから課税所得が減ることで納税額が少なくなるということね
こんなにお得になっていいんですか⁉︎(笑)
ノア
ノア
通常、株や投資信託などで得た利益には20.315%の税金がかかるんだけど、確定拠出年金での運用で得た利益は非課税になるのよ
京子さん
京子さん
え〜、税金かからないの〜
ノア
ノア
税金の有無で運用成績は大きく変わるから、正直このメリットだけでもかなり大きいわね
京子さん
京子さん
そりゃ全く税金かからないんだからだいぶ違うよ〜
ノア
ノア
他にも年金を受け取る際の自由度も高くて、「年金」「一時金」あるいはその組み合わせを選択できるのよ
京子さん
京子さん
どっちがいいんだろ〜
ノア
ノア
それぞれの受け取り方にもメリットはあ流けど、現状では退職金控除が受けられる一時金での受け取りに分がある

iDeCoの掛金はいくらでもいいの?

職業によって掛けられる金額は違う

流石にメリットだらけのiDeCo、あくまで公的年金の補助という位置付けであることからも掛金の上限は現実的な金額になっています。

ノア
ノア
上限内であれば月額5,000円から1,000円単位で選べるなど自由度は高く、掛金は年1回変更可能で、60歳まで積み立てることができる
京子さん
京子さん
へ〜、そんなに積み立てられるんだね〜

iDeCoの受け取りはどうなるの?

基本的に60歳から70歳の間のお好きな時に受け取りを開始することができますが拠出期間が10年に満たない場合は受け取れる年齢が後ろ倒しになります。

ノア
ノア
受取方法は年金(分割受取)または一時金(一括受取)から選べるわ。受取方法にかかわらず、受取金額が一定金額以内だと税制優遇が適用されるから嬉しいわね

確定拠出年金の資金は原則60歳になるまで引き出せないということには注意が必要です

ノア
ノア
仮に加入者が障害を負ったり死亡した場合でもきちんと保証が受けられるから、払い損になる心配はないのよ

運用はするのはどんな方法があるの?

ノア
ノア
運用する商品には大きく分けて元本確保型のものと元本変動型のものがあるの
京子さん
京子さん
なんか変動って言われると怖いな〜

元本確保型であれば金額ベースで資産が目減りする心配はありませんがインフレで実質的に資産が目減りするリスクはありますし、現在の低金利では運用利益もほとんど期待できません。

ノア
ノア
リスクはあるけど、ある程度は利益の期待できる投資信託に資産を配分するのがオススメよ
商品によりリスクとリターンは異なる

資産配分は年齢に応じて変更することもできるなど自由に見直しもでき、自身のスタイルに応じて運用するのがいいでしょう。

ノア
ノア
個人的には、ひふみ投信やアメリカのS&Pに投資するような商品がオススメね

手数料はいくらくらいかかるの?

ノア
ノア
気になる手数料だけど、まずは加入時に2,777円必要になるわ
京子さん
京子さん
まぁ、最初だけなら。。
ノア
ノア
でもその他にも毎月必要な手数料があって、掛金を拠出している場合は毎月167円(信託銀行64円、国民年金基金連合会103円)が必ず必要になってくるの
京子さん
京子さん
え〜、毎月は嫌だな〜

それとは別に証券会社によっては運営管理手数料が必要になる証券会社もあります。

ノア
ノア
大手証券などでは無料のところも多いから、そうした証券会社を選ぶのがオススメよ
京子さん
京子さん
は〜い
ノア
ノア
給付や還付を受ける際にも手数料がかか流けど、こちらは運用時に毎月かかるというわけでもないからそれほど気にする必要はないと思うわ

まとめ

iDeCoは公的年金制度の側面が強く、原則60歳まで解約できないデメリットがある一方で、その分運用益が非課税になるだけの積み立てNISAなどよりも圧倒的に節税メリットは大きいです。

毎月の手数料も年間で2000円程度と、それ以上に所得控除のメリットが大きいのであまり気にする必要はないでしょう。

そもそも60歳まで引き出せないというデメリットは、衝動的に解約してしまう恐れもなく「やめられないことがメリット」とも考えられます。

金融リテラシーの有無によって資産は大きく変わります。上手に活用してゆとりある老後を迎えたいですね

ノア
ノア
知らないと損することがいっぱい!知識をつけることは資産を増やすことにつながるのよ

それでは最高のフィナーレを!