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サブスクリプションが利用者にも投資家にとってもおいしい理由

ノア
ノア
 ねぇ、サブスクリプションっていう言葉知ってる?
京子さん
京子さん
なんか聞いたことはあるけどよく分かんないな〜
ノア
ノア
 最近だとIT業界の新サービス発表などで耳にする機会も増えてきているわ。今日はこのサブスクリプションについてお勉強していきましょう

サブスクリプションってそもそも何?

サブスクリプション(subscription)とは、英語で”定期購読”や”会費”といった意味がありますが
IT業界では主にソフトウェアやサービスの販売方式を指します。

サブスクリプションサービスとは、提供する商品やサービスの数ではなく、利用期間に対して対価を支払う方式のことです。

ノア
ノア
 多くの場合、定額制と同じ意味で用いられているわ
京子さん
京子さん
毎月決まったお金を支払えば利用し放題ってこと?
ノア
ノア
 簡単に言うとそういうことよ。例えば音楽配信サービスのSpotifyは、一ヶ月に¥980で何曲でも聞き放題のサブスクリプションサービスということになるわね

サブスクリプションのメリット

利用者のメリット

①定額で使えるので、あらかじめ支払う金額の上限が把握しやすい

ノア
ノア
 これって利用者の目線からしたらとっても大事なことよ。使いすぎて請求金額が膨れ上がる心配がないんだから
京子さん
京子さん
確かに大事だね。この前音楽いっぱい購入してたら何千円も請求がきて焦っちゃった
ノア
ノア
 新しく利用する場合だと最初の月は無料とかお得な特典がついてることも多いから手軽に手が出せるのもいいわね

②基本的にいつでも解約できる

サブスクリプションサービスは、期間に応じた定額サービスであるため、解約すれば料金の発生がなくなります。

ノア
ノア
 ただし、違約金などの手数料がかかる場合もあるから解約の条件をあらかじめしっかり把握しておくことが大切よ

③新しい発見の機会が増える

京子さん
京子さん
どういうこと?
ノア
ノア
 うーん、そうねぇ、、音楽とか映画のサブスクリプションをイメージしてみて。なんでも聴き放題、見放題で支払う料金が変わらないなら普段は買わないような曲とか映画もちょっと見てみようか、という気にならない?
京子さん
京子さん
ああ、そっか〜。どんだけ使ってもお金一緒ならいっぱい使いたい
ノア
ノア
 いっぱい使うってことは、それだけ新しい発見や興味の幅を広げることにもつながるわ

提供する企業のメリット

サブスクリプション利用者にメリットのあるサービスですが、提供する企業にも大きなメリットがあります。

①安定した売り上げを得られる

売り切りの物販の場合だと、利用者がそもそも購入してくれないことには企業に収益は発生しません。毎月や毎年の売上もバラバラで売上予測の試算も困難になりがちです。

一方でサブスクリプションであれば、利用者が一度登録をしてくれさえすれば、利用するしないに関わらず安定した料金を徴収することができます。

ノア
ノア
 寝てるだけでお金が転がり込んでくるんだから最高よね

②サービスの利用を促進できる

例えば、買い切り10万円の商品を買うのは難しくても毎月1000円支払えば利用できるとしたらどうでしょう。

興味のあるモノやサービスなら試してみようかという気になりませんか?

音楽などを例にしても、定額で課金することにより何曲も購入して多額の出費をせずに済むため、初期の導入コストを抑えられることで利用者が導入しやすくなります。

利用者は使った分だけ得をするので結果的に一人当たりの利用回数は増え、企業にとってサービスの利用の促進につながります。

③様々なデータが取れる

利用者が継続的にサービスを利用することにより、企業は利用状況などの情報を細かく見ることが可能になります。

例えば毎月定額制の音楽配信サービスの場合、どんな利用者がどんなアーティストや楽曲、ジャンルなどを聴くのか日々集計できるため、その後のコンテンツ育成やプロモーションに置いて大きな判断材料とすることができます。

利用者の伸び悩みや解約率などについても把握できることで対策が取りやすくなります。

ノア
ノア
 集めたデータを活用すれば広告宣伝などのマーケティングにも利用できるわね

サブスクリプションのデメリット

利用者のデメリット

①使わなくても料金が発生してしまう。

利用者のデメリットはほぼこれに尽きるでしょう。

先ほど利用者のメリットのところで、どれだけ使っても料金が変わらないというお話をしましたが、逆に言えば全く使わなくても料金が発生してしまうということです。

京子さん
京子さん
使ってなくてもお金がかかるのは嫌だな〜
ノア
ノア
 企業にとったら美味しいけどね

②解約するとサービスが使えなくなる

京子さん
京子さん
何当たり前のこと言ってるのよ〜
ノア
ノア
 でも音楽でも買切りの場合なら、一度購入したらそのあとはお金を払わなくてもずーっと聴けるでしょ
京子さん
京子さん
あ、そっか〜

提供する企業のデメリット

①サービス開始直後の利用者が少ない

当たり前ですがサービスの開始直後は利用者がいないわけです。

企業としては新しく登録してもらえないことにはお金が入ってこないわけですからいかにして利用者を増やすかというのが大きな課題になります。

どのくらいの期間で資金の回収が出来るのか、利益が出せるのかと言った損益分岐点を明確にして、効果的な広告宣伝などマーケティングを活用する必要があります。

②飽きられたら終わり

サブスクリプションは利用者が登録さえしてくれていれば、実際の利用にかかわらず企業にお金が転がり込んでくるサービスです。

逆に言えば、利用者が飽きてしまえば解約されてしまうリスクがあるということです。

そのため、常に利用者が”もっと利用したい”と思える魅力を提供し続ける必要があります。

③ブランドの価値が傷つく可能性がある

最近では服や車の利用などにも活用の幅が広がっているサブスクリプションですが、定額で利用できるということは、それだけ利用者が、そのものを”安価なもの”と認識してしまう可能性が高まり、対象のブランドの価値が毀損してしまう可能性もあります。

様々なサブスクリプションサービスの例

車の乗り換えサービス

中古車買い取り・販売チェーン「ガリバー」を運営するIDOMが提供するNOREL(ノレル)という月額制の自動車乗り換え放題サービス

月額料金は、保険料込みで1万9800円、3万9800円、5万9800円、7万9800円、9万9800円(いずれも税別)の5種類用意されており、料金と比例して選択可能な車種の幅が広がるシステムになっています。

京子さん
京子さん
ついに車もサブスクの時代なのね

月額定額制で洋服が借り放題

メチャカリ(MECHAKARI)が月額5,800円から提供するサービス。

返却期限がなく何度でも借りかえられ、気に入った洋服は割引価格で買い取り可能利用済みの洋服はクリーニング不要でそのまま返却できるのも利用者には嬉しい内容となっています。

ノア
ノア
 ただし返却時に別途手数料が380円かかってくるから注意してね

月額980円で月10回の外食ができる食品ロスの救世主⁉︎

いつもの外食をもっと気軽に”というコンセプトでFOOD PASSPORTの提供するサービス。

飲食店の余剰食材をシェアリングすることで今問題となっている食品ロスの救世主とも囁かれています。

月額980円で、月に10回まで使えます。

利用には1回ごとにワンドリンクオーダーが義務付けられていますが関西圏を中心に200店舗以上が加盟しており、有名店の料理も多数掲載されているのは魅力ですね。

最後に

ノア
ノア
 どうだった、サブスクリプションというのがどういうものかちょっとは分かったかしら
京子さん
京子さん
うん、映画や音楽だけじゃなくて車や服や外食にまでサービスがひろがってるのにはビックリしちゃった
ノア
ノア
 さっき紹介したやつ以外にも定期的に髭剃りしてくれたり、映画を月に1回1000円で観れたり、高速道路乗り放題なんていうサービスまであるのよ
京子さん
京子さん
ほぇ〜、そこまで進んでるのね〜
ノア
ノア
 一度自分でも調べてみると面白いと思うわ

いかがでしたか?

この記事を見て、皆さんのサブスクリプションへの理解が少しでも深まってくれれば嬉しいです。

利用者にとっても提供する企業にとっても魅力的なサブスクリプションのサービスですが、ノアが最初に興味を持ったは投資家としての視点がきっかけでした。

サブスクリプションを提供する企業の株を買うということは、企業の享受するメリットをそのまま自分も享受することができるということです。

最近ノアがアメリカのアップル【AAPL】マイクロソフト【MSFT】の株を購入したのも、今後サブスクリプションサービスに力を入れるという企業の姿勢を好感した部分が大きいです。

利用者としても投資家としてもおいしいサブスクリプションの魅力をみなさんも享受しませんか?

それでは最高のフィナーレを!